子どもの遊び場 川崎市子ども夢パーク

視察当日に行われていたおまつり。大勢の人で賑わっていました。

視察当日に行われていたおまつり。大勢の人で賑わっていました。

多摩市に「子ども権利条例」に作ろうと活動している子ども連絡会議のメンバー8人で、「川崎市子ども夢パーク」(南武線津田山駅そば)へ視察に行きました。「川崎市子どもの権利に関する条例」が施行された後、子どもの居場所としてできた施設です。

2003年にオープンした子ども夢パークは、①子どもの活動拠点②プレーパーク③フリースペースからなっています。

川崎市では「子ども会議」が活発に動いています。川崎市全体、7行政区、51中学校区にそれぞれ子ども会議がありますが、もちろん活動内容は温度差があるようです。

子ども会議を卒業した大学生・大学院生などのサポーターが子どもたちと一緒に活動しています。毎年、一年間のテーマを決めて調査・研究を行いまとめの作業として冊子を作り、川崎市長に提言を提出しています。

伺った日はちょうど外のプレーパークで「子どもゆめ横丁2016」というお祭りをやっていて大変にぎやかでした。お店も子どもたちが廃材を使って建設し、お店の商品(おかし、アクセサリー、ゲーム、雑貨など)も手作り。大勢の人たちが参加して楽しいイベントになっていました。夢パーク

川崎市で条例が施行されてから15年経った現在、生活環境、ライフスタイルの変化などで様々な課題が生じているようです。まずは、私たちにとっては、多摩市に条例を作ることが最優先です。先進事例を読み込む作業をおこなっていますが、条例文を作るに当たっては大人だけではなく、子どもたちの参加でより良いものを作っていきたいと思います。