社会の向かうところ

昨夜は、久しぶりのフルスペックの花火大会に、調布まで足を運びました。だいぶ涼しくなった夜空のひとときの饗宴。うっとりさせてもらったのですが、ただ、水洗でない和式の仮設トイレは長蛇の列。ひとたび災害があるとこうなるのかと改めて思いました。

さて、今年度から多摩市の保育園では、保護者によるオムツの持ち帰りはなくなりました。

しかし新設の中央図書館、パルテノン多摩4階オリーブをはじめ、児童館などもオムツの回収はしていません。

今議会の決算で様々な角度から、そのことについて質疑をしました。担当部署は、公共施設で回収してもらえないかなどの保護者の声は無いと答弁した一方、ただ行く道かも知れないとも述べました。

ゴミ有料化が始まった時から、市によるオムツの回収は、減免の無料のオムツ用のゴミ袋に入れ家庭系ごみに入れて捨てるため、この暑い夏も保護者はカバンに入れて
自宅に持ち帰っていると思われます。

もし、施設で回収すると事業系のゴミとなり、処分費が高くなるそうです。

しかし、子育てしやすいまちを標榜する多摩市が、男性が育休を取りやすい社会を目指すとしたら、保育園に0歳児は預けない傾向が進むはずです。保護者と赤ちゃんにとって、家庭や地域を暮らしやすくする必要があります。

課題は多くも、子育てしやすさとは、今までの当たり前を変える必要があると改めて感じているオムツ回収です。