子どもは社会の宝物
毎日、大勢の方々にお会いしています。子どものことを話すと、よくこんな言葉を耳にします。
「うちはもう、年寄りばかりだから関係ない」
「うちはもう、子どもはいないのよ。」
でも、
「自分の子どもだけが、子どもではないので・・・」
「子どもは社会の宝物と思って」
とお話しすると、すーっと穏やかな表情をされます。
私たちは、どうしても、子どもと言えば自分の子どものこと。自分の子どもは自分で守らねば、責任を取らねば、という意識が強すぎるのではないでしょうか?
それは、もしかしたら、私たちは、自己責任という言葉のもと、社会や仕事などのあらゆることを、自分と関係があるかという物差しで考えてしまうからではないでしょうか?
誰もが、多くの問題を、個人だけの問題ではなく社会の問題という意識を持つことで、子どもを持つ親が一人で悩んだり、抱え込んだりしないで済むことに繋がるのです。
CAPでは、子どもにいやなこと、怖いことがあったら、必ず親に話しなさいとは言ってません。信頼できる大人に話してと伝えています。
その信頼出来る人が、あなたであり私であるという社会にしてきたいです。