多摩市をユニセフの子どもに優しいまちに一歩近づけることができたのか
1日から12月議会が始まりました。 今議会から朝議会開始前の5分間ワンポイント手話講座が始まりました。 講師は池田議員。「おはよう(゚▽゚)/ございます」と「多摩市議会議員」を練習。
さて、私の今回の一般質問は①「公共施設の課題と市民のニーズを踏まえ、図書館を考えるべき」 現在、パルテノン多摩の改修の他に、市庁舎の移転や図書館本館についての策定委員会などが動いています。全体がばらばらと動いていて最終的にどのようにするのか方向性を質しました。
もし、市役所が多摩センターに移転することになったら「図書館本館」や「会議室」、「子育て施設たまっこ」など様々な公的施設を一緒にした複合施設にすべきと主張しました。しかし、多摩センター地区は土地代が高いし面積が広すぎて現実的でないというような答弁でした。では、何故、多摩センターを検討の中にいれたのか驚き、覚悟が全くないと感じました。
次に②「多摩市の小中学生のいじめに対する意識調査結果について」 先日配布された「多摩市教育委員会だより」に子どもたちに取ったアンケート結果が出ていました。多摩市は「どんな理由があってもいじめていい理由はない」という項目で全国平均より低いという結果でした。 子どもの知識不足というよりアンケートにそのように解答してしまう子どもの困難さに対応するよう要望。 市は「いじめ対策防止条例」を制定するという。 9月議会で提案したユニセフの「子どもたちを地域で支えるしくみ作りである子どもに優しいまち事業」が必要であると再度提案。11月18日にこのテーマでシンポジウムが実施され東京新聞に記事が載っていました(11/20朝刊)。http://www.unicef.or.jp/cfc/info/pdf/20161118.pdf
9月の段階でこのシンポジウムに参加して欲しいと要望しましたが、誰も参加していなかったようで非常に残念でした。しかし、市長は新聞の記事を読んだらしく、積極的に考えていくと答弁。これはまさしく「子どもの権利条例」をつくる気があると受け取っていいのだろうか。引き続き条例制定に向け提案を続けていきたいと思います。