コロナが五類になったいま〜市民の暮らしに目を凝らすとき
5月8日、日本の新型コロナ感染症もインフルエンザ並の五類に切り替わりました。多摩市議会も明日10日の代表者会議から、議場のアクリル板が無くなり、マスクも任意になります。今後は議会の傍聴も可能になります。ようやくここまで来ました。
さて、新聞などでも取り上げられた教員不足ですが、多摩市でも、5月になっても担任が決まらない、或るいは、当初は決まっていた先生が欠席を続けているとの情報を市民から頂いたことを、前回のブログに書きました。多摩市教育委員会に、現状把握や対策を聞いています。
改めてご報告させて頂きます。
また、別の課題もお聞きしました。小学校の低学年だけかもしれませんが、いま、子どもの計算や漢字ドリルの丸付けを保護者がして、確認を先生がする流れがあるようです。
先生の仕事削減の対策なのかもしれませんね、とその方は学校現場を思いやっていらっしゃいました。しかし、忙しいのは保護者も同じ。その結果、上の子どもが自分の休息時間を◯つけに充てたり、あるいは保護者が外国人の場合、能力的に出来ない可能性もあり、家庭内の新たなストレスが懸念されます。
現実とはかけ離れたところで「子ども真ん中社会」など言葉だけが一人歩きしていますが、コロナ感染症が一定の落ち着きを見せたいま、行政も議会も、改めて現場を知ろうとする努力が求められていると感じます。