18歳選挙権に伴い選挙管理委員会が出前講座

7月9日、永山高校で、選挙管理委員会の出前講座を参観させてもらった。これは、18歳からの選挙権が始まるに伴い、高校2年生に行われた。 ビデオを見たり、今回の多摩市の市議会議員選挙の状況を織り交ぜ、クイズ風に「考えてみようシート」で選挙の基本的な知識を学んでもらうやり方だった。 投票率が低い理由に、「入れたい候補者がいないというのが統計的に多いが、みんなはどんな人に候補者になってもらいたいか」との投げかけで、「戦争をしない人」と書いてる生徒さんが多かったのは嬉しいと同時に、今の国の状況がやはり怖ろしいからなのだろう。

こういう授業は今回が初めてで、知識を伝えることに重点がいってしまうのも仕方がないが、例えば、「自分一人が投票しても変わらない」という投票に行かなかった理由が多いのを取り上げ、デイベートなどもするなど、一回で終わらせないでほしいと思った。

 また、最後に「今後、高齢化がますます進むから若者の声が届き難い社会になりがち。だからこそ、みんなが投票することは、大切だ」と先生が言ってたがその通りだろう。