生活保護問題議員研修会に参加
会派の三人で8月21,22と研修に行ってきました。生活保護問題について、毎年開催されているこの研修会。今年は阪神淡路大震災から20年という節目の年ということで神戸の地で行われました。
一日目は神戸港に近い産業振興センターで、二日目は震災の被害が大きかった長田地区にある人材支援センターで。ここは、レトロな佇まいで歴史ある小学校をリニューアルして地域に開放しています。
一日目の神戸大学大学院平山洋介教授の生活保護を住宅事情から考える講演は、気づかされることが多かった。例えば、今、正社員以外の多くの人が親と同居しており、35歳~39歳で親と同居している人の24%程が実家に戻ってきているということです。その理由として、54%近くが、住居費負担が出来ないからと回答。また、日本の住宅はヨーロッパのように長持ちしないためローンが終わるころ、建て替え等の問題が発生することも問題となっています。一日目終了後、交流会があり、全国から来ている人の大変さや頑張りが聞けました。
二日目は分科会で、三人それぞれに有意義な時間を持てました。その報告は次回に。