中央公園内の多摩市立中央図書館の今
多摩センター地区を訪れる方々は、レンガ坂がこれからどんな景色になるのか、初めて姿を見せる中央図書館の開館とともに、たのしみと不安を感じておいでではないでしょうか。
さて最近、市民の方から「図書館工事が止まってるね。」との声を頂きました。
市のホームページには以下のような記載があります。
https://www.city.tama.lg.jp/kurashi/kouen/riyou/1011008.html
かいつまむと、
●多摩中央公園改修事業は、改修整備と指定管理を一体的に行う事業者を選定
●1月に実施設計を市民に説明したうえで改修工事内容を確定した。
●グリーンライブセンターと合わせ、4月から工事着手予定だったが、ウクライナ情勢を受け資材・資源・人件費の高騰や調達等に課題。契約向け協議中。
という感じでしょうか。声を掛けて下さった方は、中央公園の工事が止まったことで、同公園内の中央図書館工事も頓挫したように受け止め不安になられたようです。当然です。
以前、レンガ坂の街路樹伐採が問題になった際、市は「レンガ坂は道路であって公園ではない。」と言いましたが、市民は中央公園とレンガ坂を一つながりでとらえており、役所と市民の感覚の隔たりを感じました。今回も同じです。私は教育委員会に対し、2つの工事は市民には「公園一帯のリニューアル工事」として見えているのだから、不安を抱かせないようわかりやすい告知が必要だと伝えました。
図書館は教育委員会、公園は公園緑地課、レンガ坂は道路交通課と、役所に分担があるのは理解しますが、市民の期待や不安は縦割りではありません。面で受け止め、横断的に各部各課が役目を果たす組織であってほしいものです。