暴力に訴えることの無意味さを知るには
今日、市議会議員選挙が告示日を迎えましたが、昨日は現職の首相の街頭演説直前に、爆発物が投げられる事件がありました。
犯人は24歳という若者です。
彼にどのような生育歴、思想があるかは分かりません。この社会に絶望し、今後の長い彼の人生と引き換えにしてでも行動に駆り立てたものが何かあったのでしょうが、社会が、彼に対し何も出来なかったことが悔やまれます。
皆さんは、社会は不平等だと思うことはありませんか。私はそう思います。
彼のような行動に至らないとしても、彼のような20代の方の中には、今、社会に希望を持てていない方が少なくないのではないでしょうか。
きれいごとをいくら語られても、諦めたり自暴自棄にならざるをえない若者たちに対して地域でもできる対策はあるはずです。
海外にあるユースセンターのような、干渉されず居ていいと感じられる居場所づくりや、苦しくなった時、暴力に向かうのではない、相談することで楽になれることを幼少期から伝える人権教育などが考えられます。
今回の統一地方選での生活者ネットのスローガンは、「私らしく生きるための政治」。
この言葉を噛み締め、3期目に挑みます。