お口の健康から考える〜格差のない医療とは

 多摩市歯科口腔保健推進条例(仮)制定に向けた勉強会があり、歯科医の方々からお話をうかがいました。

 歯ブラシの重要性や咀嚼、砂糖摂取などの予防意識が保護者に浸透していることからむし歯のない子がほとんどになったそうです。

 しかし困窮家庭の子どもたちには未だその改善が及んでいないという現場からのお話は、改めて条例制定にあたって重要な視点だと感じました。

 さて先日、市が日医大の建替え用地のために土地交換してしまった旧東永山小学校跡地(今はUR土地)の近くを通りました。広大で平らないい土地だと改めて感じます。

 この土地を手放し手に入れた永山駅近の土地は、さらに市が負担して整備を行いました。市はこれまでのところ、市民の生命を守るためにと一定の負担を厭わない姿勢でしたが、先方からの要望全てを引き受けるのは難しく、なかなか進んでいないように感じてきました。

 日医大は本当に引っ越すのでしょうか? とても気になります。