選挙が終わり、次は

 今月7日の選挙では、私たち生活者ネットが応援した蓮舫さん、岩永ひさかさんともに残念な結果に終わりました。多摩市議会で同じ方向を目指して取り組むことが多かった岩永ひさかさんには、都議会でインクルーシブ教育や多摩格差の解消のため活躍してもらいたかったです。当事者である子どもの絶対数が少ないことや選挙権がないことを考えると、改めて私たちおとなの役割の重要さを感じます。

 さて先日、まち全体でインクルーシブ教育を実践している山梨県昭和町の小中学校を視察しました。「学校の廊下も靴を脱ぐところも保健室も、全てが教室と思うことが大切」との教育長の言葉が印象的でした。

 また「交流」と「取り出し」というみんな一緒の時間と、障がいをもつ子どもと先生とのマンツーマンの時間を子どもは上手く使い分けて過ごしている光景を見て、これなら私たちのまちでも できるはず、やるべきだと感じました。