政治の貧困、では済まない未来への責任
朝の連続テレビ小説「虎に翼」で、広島、長崎の原爆投下について、今、苦しんでいる被曝者を救うのは政治であり、それをしていないとしたら政治の貧困だと裁判官が述べるくだりがありました。「政治の貧困」という短い言葉が胸に刺さっています。
自民、立憲の代表選挙が連日テレビを賑わしていますが、何のしがらみか、あるいは忖度か。もっと直球で語ってほしいと思うことしばしばです。
先日、100%再エネを子どもたちに体験してもらう「社団法人えねこや」さんの取組みを、多摩市内の小学校で見学させて頂きました。
原発依存や、人が死ぬほどの危機的な暑さに対して、自分たちにできることはあるのか、子どもに考えるヒントを与えるのは大人の責務かもしれません。
残念ながら自民や立憲の候補者たちからは、この暑さを本気で何とかしなければという声は聞こえてきませんが、地域の皆さんや子どもたちの取組み、体験を受け止め、次への展開につないでほしい。
そんな総裁や代表を期待したいものです。