それでも政治を諦めるわけにはいかない

猛暑の中で始まった多摩市議会第3回定例会。国政選挙に向けて騒がしくなるなか、それでも残すところ4日となりました。

 先日、お隣の日野市で、30代の市民が歩行中に亡くなったニュースは皆さんもご存知と思います。高さ10mほどで折れたギンナンの枝が下の6本を次々と巻き込みながら落下したことによる痛ましい事故でした。

 専門家は、枯れても腐ってもおらず、夏の暑さで乾燥し折れやすくなっていると指摘していましたが、毎年更新される歴史的猛暑のもとで、街路樹などの管理はこれまで以上の注意深さが必要だと言えるかもしれません。

 一方、目が見えない方や車椅子の方も比較的外出しやすくなり、また若い皆さんはイヤホンを付けて移動していますね。

木は折れやすい、落ちやすい、しかし見えない、直ぐには逃げられない、ミシミシという前兆音が聞こえない・・・。

異常気象と生活変容を併せて考え、街路樹の下を市民が安心して歩ける環境をどう創るのか。これも政治の責任です。

10月中とも言われる総選挙に向けて、政治を、自分の幸せを諦めないでと皆さんに訴えていきます。