希望を持てる質問にするために〜言葉の力
物価高騰に加えて店頭に米が並ばない・・・そんな暮らしを国民が強いられている中、「コメは買ったことがない。売るほどある」と発言した、江藤元農相の更迭。当然の結果ながら、言葉の重さを肝に銘じる必要を感じます。
さて6月5日から、多摩市議会第二回定例会が始まります。
私は、今回の一般質問では、施行して一年の「困難を問題を抱える女性への支援に関する法律」、通称「女性支援法」について質問します。
就職氷河期と言われる多くの人たちの中の、とりわけ女性に注目すると、非正規雇用の上の不安定な生活が20年以上続き、どうしていいかわからないほど苦しかったり希望を持てない人がいるとの報道をききます。女性に注目した法律というと、男女雇用機会均等法、男女共同参画社会基本法、女性活躍推進法などがありますが、視点は働き手としての女性。困窮する女性への支援は売春防止法しかありません。だからこそ、今、議員である私たちは「女性支援法」に期待を寄せるとともに、ブラッシュアップしていくのが自分たちの役目だと感じます。
さて国民を絶望させるのも言葉なら、死にたいほどの辛さを救える力も言葉には宿ります。希望を見失いそうになっている人に少しでも光が届くような、そんな質疑ができるといいなと思いながら準備をしています。