女性支援法をご存知ですか?
多摩市議会の6月議会(第二回定例会)が始まりました。参院選や都議選を控え、今議会は米不足や物価高騰、年金、少子高齢化など、選挙を意識した一般質問が見受けられます。私たち生活者ネットも世田谷区、杉並区、国分寺・国立市(北多摩2区)において候補者を擁立する予定です。地域のお知り合いの方にぜひ、お声かけ下さい。
さて、私は議会初日の6月5日に「女性支援法」について一般質問しました。
施行から一年の女性支援法は居場所のない若年女性、就職氷河期世代のシングル、非正規女性ほか、様々な困難を抱える女性の人権を保障し自分らしく生きられるように支援する法律です。個人的なことは社会的なこと、子育て介護は社会の仕事とアピールし少しづつ社会を動かしてきた生活者ネットの訴えにも大きく通じるものです。
生活者ネットは、半世紀近く、議会などで女性の視点を訴えてきましたが、男性を優位とする制度や仕組みが今も残っている社会の中で、この女性支援法は、私たち女性自身も思い込みや偏見などからも解放するものです。
終戦後にできた補導と更生の売春防止法しかなかった女性への支援が、ようやく社会の実態に追いついた新法。まずは困っている、困っていない関係なく、全ての人に女性支援法を広める必要を感じます。