今年もこれだけ暑い、この暑い夏をどう考える

毎日のように全国で熊の出没の報道があり
人も被害が出ています。しかし、熊だけが悪いのかというと熊も被害側でしょう。

熊が人里にきてしまうのは人に危害を加えるためではなく食べ物を求めているからです。人の捨てたゴミや畑の作物を餌付けと思う。
そもそも、極端な暑さで山に食べ物がない。

このような報道を見るにつけ、人災の感を禁じえません。

多摩市は熊は出ないとしても、この恐ろしい暑さにせめて多摩市を通る川、風、多摩市のみどりを最大限活用し、人と生き物を共存させる方法を考える必要を感じます。

私たちは、市内のいくつかの地点で
温度の測定をしてみました。川のそば、木陰、風の抜けるところ。近いのに、温度が5度以上も違いました。私たちは、せっかくの風の道を建物などで遮っているかも知れません。木をもっと上手に育てれば、歩きやすくなるはずです。

多摩市の大栗川、乞田川は真っ赤な顔の子どもたちにさわやかな川風をもっと届けてあげられるかも知れません。

エアコン購入に補助金を出し、室内を冷やして子どもを閉じ込め、それで温暖化対策と言えるでしょうか?
屋外は暑いままで良いのでしょうか?

決算にあたり意識を変える質疑が必要と感じます。