多摩市もいよいよ給食費無償化へ

3月28日、議会が最終日を迎えました。

 様々な質疑がありましたが、新年度初の補正予算では、東京都と多摩市が半分ずつ負担して給食費を無償化する提案が全会派一致で可決しました。

 過去には市民から無償化の陳情も出ましたが、市は5億円もかかると応じませんでした。

 しかし、ようやく多摩市も、義務教育期間である小中学生の給食費は、所得に関係無く無償となります。憲法にも義務教育は無償とあることから、阿部市長はたま広報で「本来は国の責務」とも書いています。

 さて、以前に給食の試食をした際、ジャージャー麺や唐揚げ、肉じゃが、きな粉の揚げパンが人気なことが卒業学年アンケートからわかったことを知りました。給食は子どもたちの大きなたのしみ、関心事であると同時に、大事な体を作る時間です。多摩市健幸都市宣言も「おいしく食べてエネルギーを燃やします。」で始まりますよね。

 食べることは生きるための一生を通じた喜びであり、またコミュニケーショツールでもあります。子ども真ん中社会において、多摩市の子どもたちが給食を通じ、食べる喜びを感じ、学校が好きと感じる。

食育を通じた、生涯にわたる健康管理のためにも、質の良い給食を提供する意味は大きいと感じます。

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