「いや」はとっても大切な言葉
大人が勘違いしている、子どもを守る、とっても大切な言葉「いや」について書いてみます。
CAPを保育園などで行う時に、こういうロールプレイをします。
シャベルで遊んでると別の子がそのシャベルを無理にとりあげます。
子どもたちに、「もし、またシャベルをとられそうになったらいやと言っていい?」と聞くと「だめ」と言う子が多いです。何故でしょう?
もし、子どもが「いや」と言うと、大人は
1「よく、言えたね。」
2「なんで、貸してあげないの?」
どちらを言うでしょうか?
もし、1ならば、子どもは褒められ、自分は認められ自分は大切だと感じ自信を持ち、人権意識を育めます。
反対に2であれば、責められ、否定され、その子の安心・自信・自由の権利は奪われ、嫌な気持ち悲しい気持ちになります。
「いや」という言葉はわがままな言葉ではありません、相手の権利を取らない大切な自分の人権を守る素晴らしい言葉なんです。
✿岩崎みなこの提案✿
子どもが主役 すべての子どもの人権を守る
・子どもの最善の利益と子ども参加を保障する「子どもの権利条例」をつくります。
・CAP(子どもたちが様々な暴力から自分を守るための人権教育プログラム)をすべての子どもたちに実施します。
・中学校教育の中でデートDV防止に向けたプログラムをNPOなど市民団体と連携し実施します。