暴力は連鎖する

私たち大人は、何か事件など、問題が子どもたちに起きるとどうしても、どちらかを加害者、どちらかを被害者と思ってしまうのではないでしょうか?

でも、そういう意味では、子どもたちは常に被害者なのではないでしょうか?

 なぜなら、暴力には、連鎖する特徴があるからです。例えば、学校で誰かが問題を起こしたら、その子が愛情たっぷりに満たされていたならおこさない問題であることが、家庭などで辛い状況にあってしまっていることで、どこかにぶつけずにはいられず、学校などで誰かに対して問題行動となってあらわれているからです。

考えてみれば、大人もそういうこと、思い当たりませんか?外や職場で嫌な辛いことがあったら、家でニコニコしてられないでしょう。つい、大したことないことなのに子どもを叱ってしまったり、夫や妻に当たってしまったり。そんなことがないでしょうか?

 是非、そんな意識で地域の子どもたちに接してみませんか?