子どもたちにとって大切なのは
改選後の初議会が金曜日から始まりました。議場での傍聴が再開されたので、ぜひお出かけ下さい。
さて先日、ある中学生の投稿を目にしました。学習上の疑問や困りごと、学校生活に悩んだりした時、まず思い浮かぶのは学校の先生だが、その相談が過重労働になるとしたらどうしたらいいのだろう?というものです。現実はここまできていたのかと、ことの重大さに気づかされました。
先生にとっては、生徒の悩みを受け止め力になることは一番したいことのはずです。過重労働の原因は、学級人数が多過ぎることや、報告や事務作業であって君たちのせいではないよ。君たちの学習や悩みに向き合いたいから先生になったんだよ。と、きっと伝えたいはず。なのに、現実はそのコミュニケーションの時間すら確保できない苛立ちを、先生も抱えているかもしれません。最も大切なことを見失ってはならない、そんな気持ちを強くしました。
さて、私たちは、子どもの頃から多様な人と関われるインクルーシブな学校を目指しています。
でも、ある記事を読み、大事なことに気づかされました。生徒の側だけでなくおとなたちも、障がいのある教員、職員が混ざっている多様な学校環境。それが本来の意味のインクルーシブ教育かも知れません。その光景が子どもたちにとっては希望であり、これから生きていく社会のロールモデルとなるはずです。