文化の秋!多摩の歴史を考える
10月31日、多摩第三小学校の創立50周年式典に出席。市内でいわゆるナンバースクールは4校だけ(小学校3、中学校1)です。第三小学校は多摩村から多摩町に変わる頃に出来ました。当時、蜂の巣型の校舎は珍しく、視察に訪れる方が多かったそうです。式典では、5・6年生の子どもたちの素晴らしい呼びかけや、4年以下の子どもたちの元気いっぱいの動画など、心がとても暖かくなりました。
11月1日、聖蹟桜ヶ丘、ヴィータ7Fギャラリーにて「伝統美と原始の美の共演」と名うって、「生け花と縄文土器展」が開催されました。主に、第二小学校で出土した土器を花器にした生け花展です。
私の所属する「子ども・教育常任委員会」は決算特別委員会の分科会で「文化財」について扱ったので大変興味深く拝見しました。土器だけを観るのではなく、生け花の花器という、脇役と同時に生きた役割を土器がになっているのがとても新鮮で、惹きつけられた方も多かったのではないでしょうか。
農機具と野菜を生ける「農の生け花」も有名ですね。多摩市は多摩丘陵を切り開いてできたまちですが、もともと住んでいた住民の方々のくらしを土器や農機具を改めて見直すことで多摩の歴史を勉強してみるのもいいですね。