多摩市内の旧統一教会土地について

 旧統一教会が、多摩市永山7丁目の尾根幹線北側に約6,000㎡の土地を購入していたことは、以前、多摩ネットのホームページに書きました。その後、テレビなどでも大きく取り上げられているので、ご存知の方は多いのではないでしょうか。

 5月28日、いても立ってもいられない市民がベルブ永山に鈴木エイト氏をお招きした講演会がありました。私もお手伝いを兼ねて行きましたが、会場は満席で入りきらず市民の関心の高さがうかがえました。

 旧統一教会は、宗教というより人権侵害ともいえる反社会的な行為をする団体であることや、2世信者のみならず現役信者も被害者であるとの鈴木エイト氏の言葉は強く胸に響きました。

 私たち生活者ネットは、障がいのある無しに関わらず、さまざまな考えや文化、思想を持つ人たちとともに暮らす社会を目指しています。
 しかし家族や財産を奪い人権そのものを踏みにじる団体に対しては、市だ行政だ議会だ市民だと言っている場合ではなく、ともに知恵を出し合い、毅然とした態度で声を上げる必要があると思います。

 安心して暮らせる地域を次の世代に渡していくために力を尽くさなければと、講演を聞きながら思いました。