子どもが主役~インクルーシブな公園とは
昨日、会派で、朝霞市にあるプレーパークを視察させていただきました。市の中心部に残された基地跡地の一部およそ3ヘクタールについて、国と市が管理委託契約を締結し、2012年から開放した基地跡地暫定利用広場「朝霞の森」です。強い日差しが照りつける中、適度な木陰はおとなにとってもさわやかな場所でした。
子どもたちは、火を使ってのカレー作り、木登りや、水溜り程度のビニールシートのプール、ホースで板に水を流すウオータースライダーなど、思い思いの遊びでびちょびちょになりながら主体的に遊んでいました。
そこでプレーリーダーの方にお話をうかがうと、
「特別な遊具があるわけではありません。でも、自由に、誰でも自分に合った遊びをすることが出来ます。つまり、インクルーシブなんです。」との言葉が印象的でした。
今、公園に「インクルーシブ遊具」を取り入れる動きが盛んになりつつありますが、そもそも自然の中で、子どもが主体となって遊びを見出すサポートができるおとながいてくれさえすれば、そこはこどもの居場所となり、十分インクルーシブな公園なのだと感じました。
さて、たま広報8月5日号に、鶴牧東公園沿いの遊歩道の街路樹更新について、8月14日からパブリックコメントを募集するとのお知らせがありましたね。
レンガ坂のユリの木や上之根大通りのモミジバフウなど街路樹伐採については、市民への周知が十分でなかったことから度々混乱が生じました。過去に学び、今回は市も、市民と一緒に丁寧に進めたいようですネ。
生活者ネットが常に言っている「地域のことは地域で決める」。まさにその実践なのだと感じています。