学力向上の取り組みと図書館見学~子ども教育常任委員会視察より~
10/19・20、大阪府茨木市、兵庫県伊丹市に視察に行きました。多摩市より人口規模の大きい茨木市の学力向上の取り組みが、効果が出ていることから話を聞かせていただきました。
まず、「学校現場で起こった事の責任を学校に責任転嫁しないこと」と教育委員会の方がはっきりおっしゃったのは心に響きました。また、昨年や一昨年と比べて、上がった下がったと評価するのではなく、何年もの長い期間の中でいい時悪い時を経験しながら、少しずつ軌道に乗っていけばいい。悪い時は下に根を張っている時期ととらえているとおっしゃっていたのが、人と地域を育てる源だと感じました。ぜひ、多摩市の教育委員会の方にも一緒に聴いて頂きたかったです。
二日目は白雪でも有名な日本酒発祥の地で、多摩市より若干人口の多い伊丹市の図書館本館を見学させて頂きました。酒蔵にあやかり、本館の名称を「ことば蔵」とした建物の素晴らしさもさることながら、地域の人を巻き込んだ様々な取り組み、たとえば、本の帯コンテストや多種多様な自作冊子を自由に閲覧出来る工夫や、高校生が選んだ書籍コーナーなどが素晴らしかったです。
2か所共、多摩市にとり参考になることが多い有意義な視察になりました。