教科書採択に子どもの意見

6月議会が閉会に近づく26日、子ども教育常任委員会が開かれ、小学生の教科書採択について報告がありました。

教科書の見本展示は23日から市内図書館で行い、8月21日の教育委員会(定例)において採択される予定です。学校の先生の回覧は先立って行われました。

さて今回、当事者である小学5〜6年生の意見が教科書採択に反映されることになったのです。子ども・若者の権利保障の条例に基づくとの報告でした。

そうは言っても、実際に子どもたちが教科書の見本を見て選ぶわけではなく、教科書についてのアンケートが採択の参考になるに留まります。

例えば、
Q教科書がわかりやすくなるには?
Aヒントが載っている、まとめが載っている
Q使いやすくなるには?
A教科書の大きさ、書き込める

などの回答を参考にするというものです。

教育委員会も初めてのことで試行錯誤のようですが、来年は中学生の教科書採択があります。
彼ら彼女らの時にはぜひ、子どもたち本人に実際の教科書を手に取ってもらい、選ばれた教科書を教育委員会の参考資料にするように要望しました。