子ども政策を地方自治体が後押しするとは

 2002年から開催している「地方自治と子どもの施策」全国自治体シンポジウム。今年は小金井市で210日、11日に開催され参加しました。

 コロナ禍で開催出来ない年もありましたが20年もの間、続いており、例年多くの識者、自治体職員など関心の高い人々が集まります。子どもに関する社会の常識を大きく変えてきた、二日間に及ぶ全国的なシンポジウムです。

 昨年は、まちの宝である子どもを本気で応援し、10年連続で人口を増やした明石市での開催でしたが、小金井市はなぜ今年、開催に名乗りを上げたのでしょう。市長の決断かわかりませんが、すごいなぁと改めて感じました。

 開催予算の確保、参加受付窓口、会場準備など一手に引き受けたことだけでも担当部署は大変だったはず。ですが、そこに至ったのは、今の社会の子どもの現状を問題視し、勉強して趣旨に賛同したからだと思うのです。

 ハイブリッド開催のため、オンライン環境が上手く機能せず残念だったとの声も聞きましたが、それを差し引いても開催市を担う意味は大きいと思いながら会場を後にしました。